◆菩提樹（リンデン）は大きな樹木で蜜蜂が花蜜を求めて集まります

菩提樹は10ｍ以上の大きな木です。寒さに強いので日本では北海道でよく見かける樹木です。
日本より気温の低い欧州ではリンデンと呼ばれ街路樹としてよく植えられています。
これはマロニエと同じで街路樹の代表格です。
花が咲く頃にはクリーム色から淡い黄色の花を下向きに咲かせ、周りが甘い香りに包まれます。
その甘い香りに誘われる様に蜜蜂を中心とした虫が好んで集まる蜜源となる樹木です。

◆菩提樹はお釈迦様も呼び寄せた？

菩提樹はお釈迦様がその下で悟りを開いたと伝えられているので日本では寺院によく植えられています。
菩提樹という漢字も何かお釈迦様の悟りに関わる様な雰囲気がありますね。
ですが実際には少し違っていて、お釈迦様が悟りを開かれたのはインド菩提樹が正解のようです。
お釈迦様の瞑想ではないですが、かの歌曲王シューベルトも菩提樹にアイディアを得たようです。
歌曲集「冬の旅」の中に「菩提樹」という曲があります。
シューベルト？菩提樹？という感じかもしれません。
それでも曲の出だしをお聞きになると、あっ、あの曲ね、となる方も多いのでは。

◆菩提樹はそのリラックス効果よりハーブでもメジャーです

蜜蜂が好んで集まる菩提樹の花ですが、我々もその花と葉をハーブとして利用しています。
ハーブでは癒し系としてカモミールとセットにされることも多く、リラックス効果が謳われ、不眠症に効果があるとよく言われます。
まさに人の自律神経に優しく働きかける効果があるのかもしれませんね。
だからこそお釈迦様の悟りの話やシューベルトの曲があるのでしょうか。
お釈迦様ではないですが、瞑想、リラックスにはいいのかもしれませんね。
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一度お試しになってくださいね。
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