コラム

2022.08.19フード&ヘルス

【料理に甘みを足す2 本みりん?蜂蜜?編】ハチミツも料理に使えますよ

奥日光 湯ノ湖

和食では甘みを足したい時、やはり本みりんを使いたいですよね。
本みりんは和食ならではの味わいを楽しませてくれますからね。
管理人が海外に住んでいた時なかなか本みりんが手に入らないことがありました。
そんな時は代わりにハチミツを使っていました。
和食の本みりんの代わりにハチミツで洋風の雰囲気を楽しむのはいかがでしょう。

◆本みりんとハチミツの成分の違いは何でしょう

ビタミン・ミネラルの量が異なります
水分量が異なります
アルコールの有無が異なります
ビタミンでは特にビタミンB関連の含有量が異なります。
基本的に本みりんはビタミン関係をほとんど含みません。
ハチミツはビタミンB関連で特徴があり100g中約0.73mg含みます。
さらにミネラルの量も違いがあります。
100g中本みりんは約21mgですがハチミツは約80mgです。
(文部科学省 食品成分データベース2020年度版)
一方本みりんは水分が100g中47gですので溶けやすく使い易い調味料です。
ハチミツは水分が100g中17.6gですので混ぜにくい場合があります。
あとハチミツにはないアルコールが本みりんの味わいに活きてますね。

◆本みりんのアルコールは甘みとよくマッチします

アルコールと甘みはもともと相性が良いものです。
ワイン、シャンパン、カクテルなどは飲み物として愛されています。
本みりんには度数10%強と結構な量のアルコールが含まれています。
このアルコールは甘さをマイルドにしてくれるだけでなく魚などの臭み取りにも使われますね。
魚料理の多い和食では本みりんの出番が多くなるわけです。
またほとんどの和食は醤油を使いますが、この醤油と本みりんの相性もとてもいいですね。
その最も代表的な使い方はすき焼きの割り下でしょう。
と言うわけで和食に甘みを足す時はなかなかハチミツの出番はないかもしれません。
ですが和食以外の料理を見るとハチミツで洋風に仕上げる楽しみ方もありますよ。

◆酸味とハチミツでサッパリと頂けます

ハチミツは水分が少ないので混ぜにくい時もあります。
ですが合わせるスパイスや調味料を薄めることがないのでソースに向いています。
さっぱり系のソースとしては、レモン醤油にハチミツがお勧めです。
これはタイをはじめとするアジアンテイストに通じます。
例えば白身魚の揚げ物やグリーンサラダのドレッシングなどに。
少し唐辛子を混ぜてピリ辛にしても美味しいですよね。

◆お肉に沿えるソースが一番合います

やはりもっとも相性が良いのがお肉料理でしょうか。
バターやクリーム、粒々マスタードなどにハチミツを混ぜてソースをお作りください。
焼いたお肉にぬって食べると美味しいですよ。
お肉と甘みで元気が出ます。

さらに本みりんのように甘味とアルコールの組み合わせもお勧めです。
ハチミツと赤ワインの相性もとてもいいですよ。
酸味も加えて、ハチミツ+赤ワイン+バルサミコはもっと美味しいですよ。
赤ワインとバルサミコは大匙2 ハチミツ大匙1くらいで。
まずは全て混ぜ、半分以下まで煮詰めるか、
表面を焼いたお肉にそのままかけてフライパン上で煮詰めるか、
どちらでも美味しく召し上がれますよ。
ぜひお試しを (^_^)

<国産・非加熱・完熟はちみつをお届け>
<花田養蜂園>