【幸せホルモンは腸内環境がカギです】幸せホルモンのセロトニンは良好な腸内環境があってこそです
生活の質を高めるには安定した気分は大切です。
とは言うものの体のつくりは複雑です。
何がストレスになるのか分かりませんね。
ですが自律神経を始めとする気持ちを差配しているのは脳です。
脳が喜べば、気持ちも晴れて前向きになります。
そんな脳を幸せにするホルモンのセロトニンはどこからくるのでしょう。
今回はセロトニンを増やす鍵についてお話します
◆幸せホルモンと呼ばれるセロトニンはどの様につくられるのでしょう
脳が「幸せ」と感じ前向きで精神的な安定をもたらすと言われるセロトニン。
セロトニンは大きな脳を持つ人間にはとっても大切なホルモンです。
ではこのセロトニンですが、体内でどの様につくられるのでしょうか。
次の図をご覧になってください。
スタートはトリプトファンです。
大豆食品やバナナに多く含まれているとよく紹介されていますね。
このトリプトファンは腸内酵素によって水酸化トリプトファンに変換されます。
つまりこの変換、およそ9割は腸管内で行われます。
つまりセロトニンを作ろうとすると腸の働きがほぼ鍵を握っているのです。
ちなみにこの腸内酵素生成に働きかけているのは酪酸菌です。
◆更に夜になればセロトニンは睡眠へと誘うメラトニンへ
水酸化トリプトファンは脳に送られセロトニンに変換されます。
つまり、日中は前向きな活動へと導いてくれます。
身体の作りはとても神秘的で驚かされます。
なんと夜になるとセロトニンは睡眠へ誘うメラトニンに変えられます。
日中に活動、夜間に睡眠、と一日のリズムはセロトニンとメラトニンのコンビネーションも一役買っています。
これらホルモンの材料の90%が腸で作られているので、良好な腸内環境は大切ですね。
実は腸内細菌も一日のリズムを持っているので腸内環境を整えることはとても大切です。
腸内細菌のリズムについてはぐっすり寝るには腸内環境にも気配りをでご紹介しています。
ご参考になさってください。
◆良好な腸内環境のためにヨーグルトと蜂蜜のコンビネーションを
腸内環境を整えることは腸内細菌をサポートすることでもあります。
ビフィズス菌が喜ぶ蜂蜜でもご紹介しましたが、腸内細菌の代表格であるビフィズス菌はハチミツをエサにします。
ですのでビフィズス菌をヨーグルトで腸に届ける時に、一緒にハチミツを添えてあげるのはとても効率的ですよ。
あと酪酸菌については食物繊維がポイントです。
なのでヨーグルトにバナナとハチミツ、
もしくはヨーグルトに小豆とハチミツ
のコンビネーションでビフィズス菌、酪酸菌をケアできますよ。
ぜひお試しを。