コラム

2022.05.07ランダムノート

【プロポリスの免疫性1】プロポリスは植物由来の天然素材。抗酸化作用を持つポリフェノールを体に取り込めます

フランス ストラスブール

◆植物は自分の身を守るためポリフェノールを作ります

植物はいつも酸素や紫外線にさらされているので、絶えず発生する活性酸素と戦っています。
その武器がポリフェノールだと考えられています。
プロポリスはみつばちによって樹木の若葉・新芽などから作られるので、植物由来のポリフェノールを豊富に含みます。

◆ポリフェノールは多くの種類がありますが大きく2つに分かれます

ポリフェノールはよく耳にしますが、多くの種類があることをご存知でしょうか。
その数ある種類を大きくフラボノイド系とそうでないノンフラボノイド系に分けて整理します。

主なポリフェノール
(ミツバチ科学 22(1) 1-8 2001年2月より)

ご覧になってお分かりのように馴染みの野菜・果物が並んでいますが、ほんとに多くの種類がありますね。
皆さんもいくつかは、色々なメディアで目にされたことがあるのではないでしょうか。

◆巣内の環境を守るため、みつばちはポリフェノールを使います

みつばちはプロポリスを巣の壁に塗り細菌の繁殖を抑えています。
みつばちは集めた花蜜を巣中で羽であおり水分を飛ばすので、もともと巣内は高温多湿になりやすいです。
またみつばちは万単位の集団なので密の状態で生活しています。
つまり細菌が繁殖しやすい環境です。
ですのでみつばちはプロポリスでポリフェノールの抗菌力を使うのですね。

◆人は酸素を必要とするので活性酸素から体を守る必要があります

人は呼吸し酸素を取り込むので体内で活性酸素が発生します。
活性酸素に長期間さらされていると癌や老化を引き起こすので、ビタミンCやEで対応しています。
プロポリスを通して植物由来のポリフェノールをプラスアルファで体に取り込めるといいですね。
人がこのプロポリスを利用するにはアルコールで抽出します。
抽出されたプロポリスは黒い原液として使われます。
スポイトで一滴、口から直接採ることもできますし、ヨーグルトに2~3滴混ぜて採ることもできますよ。

ちなみに花田養蜂園のプロポリスは容器にスポイトが付いています。
プロポリスの黒い色にドキッとされるかもしれませんね。
ですがウスターソースやとんかつソース、醤油など植物材料の調味料も野菜を煮込み、酵素や発酵で結局黒い色になっていますね。
ご興味があればぜひお試しください。

ではこれらポリフェノールとプロポリスの関係はどうなっているのでしょうか。
長くなるので続きはプロポリスの免疫性2に渡します。

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<花田養蜂園>