【アメリカ人と蜂蜜】米国では蜂蜜がどの位食べられどの様に使われているのでしょう
◆アメリカでは一人当たり日本の約2倍の蜂蜜が食べられています
まずアメリカでの蜂蜜消費量ですが、一人当たりだと日本の約2倍です。アメリカ合衆国農務省のデータベースから作成されたグラフをご覧になってください。
折れ線になっている赤点線が一人あたり消費量ですが右の目盛を見てもらえますか。トレンドはずっと右肩上がりですが、最近は約1.3ポンド程度です。1ポンドは約450g強なので約1.3ポンドは600g弱です。日本人の一人当たり年間消費量は約300gなのでアメリカ人は約2倍蜂蜜を食べていることになります。
◆アメリカでは朝食や飲み物と一緒に食べているようです
National Honey Board(全米蜂蜜委員会)がアメリカ人の蜂蜜との関わりについてレポートをまとめています。2021年7月版でご紹介しますね。いつ蜂蜜を食べているのか2007人へのアンケートでは以下の通りだそうです。
朝食 | 昼食 | 夕食 |
55% | 21% | 19% |
複数回答や食べない人もアンケートに含まれています。ではどのように食べているかと言えば次の通りだそうです。
コーヒー、お茶、スムージーなどと | 焼いた食べ物と | レシピで | スナックと |
51% | 47% | 46% | 37% |
日本では蜂蜜と言えばトーストにぬる以外出番が少ないようですが、料理にもよく使われているところが消費量の違いかもしれませんね。
あとここでは「スナックと」より小さい数字はご紹介していないのですが、ほぉ~と思うのが、医療に20%、美容に10%という数字がレポートに挙がっていることですね。
◆置き場所はキャビネットが約8割です
この全米蜂蜜委員会のレポートは色々な角度から説明があるのですが、蜂蜜の保管場所もまとめています。
食品食器キャビネット | カウンターの上 | テーブルの上 | 冷蔵庫 |
79% | 21% | 11% | 9% |
複数回答ありです。蜂蜜はメープルシロップと違い開栓後も保存食として扱える手軽さが分かりますね。
このほかにもレポートには、蜂蜜以外の甘味料の好みや、どうして蜂蜜を使わないのか、といったまとめもあります。ちなみに全米蜂蜜委員会はアメリカ合衆国農務省の監督下にある組織です。
すべてはご紹介できないのでまた機会があれば。。。