【チーズの王様 ブリー・ド・モー(その2)】蜂蜜との相性はとても良く是非お試し下さい
◆アンリ4世はパンに塗ったタルティーヌを作らせていたとか
タルティーヌ(tartine)はスライスしたパン(バゲット)の上に色々な食材を載せた一品です。
オープンサンドとほぼ同じだと思います。
ブリー・ド・モーはさまざまな食材に合うと思いますが、パンに塗る食べ方は最も分かりやすく楽しめるレシピだと思います。
管理人の個人的な感想ではあるのですが、アンリ4世のブリー・ド・モーのタルティーヌはシンプルにして王道のレシピなのかもしれない、と思っています。
◆シンプル イズ ベストを体現するサンドイッチ
タルティーヌではありませんが、管理人が昔家族とパリを訪れ少し遅いランチの買い出しで公園そばのパン屋に入った時のことです。
時間が遅かったのでほとんどのサンドイッチは売り切れ、残っていたのはバゲットに白いチーズが挟んでいるだけのシンプルなサンドイッチだけでした。
店のご主人も申し訳なさそうにしてくれていたのですが、とりあえず買ってみました。
もう、とにかく、そのシンプルなサンドイッチを食べその美味しさにびっくりしたのってなんたって!!
ただのフランスパンとチーズだけなのに。。
それまでフランスパンにもチーズにも特に興味はなく、とにかく魚好きの和食党の管理人にとって結構衝撃的でした。
おそらくですが、現地のパン、チーズ、そして気候の組み合わせがなせる美味しさなのだと思います。
食はその地域・国の生活文化を反映しますが、欧州の小麦と乳製品が育む食文化に初めて触れた感がありました。
日本だとお米とお味噌の様なものでしょうか。
なのでアンリ4世のブリー・ド・モーのタルティーヌも、うんうん、と思ってしまいます(笑)
◆ブリー・ド・モーのタルティーヌなら更に蜂蜜も足してみてください
ブリー・ド・モーのタルティーヌをアンリ4世は朝食に召しあがったそうですが、できれば蜂蜜も一緒に加えてお召し上がりください。
チーズが苦手でなければ、これは結構はまりますよ。
もしカロリーが気になるようでしたら一緒にりんごのスライスも加えてみてください。
りんごをすりおろすと少し泡のようなとろっとした感じが出ますね。
これがまさに水溶性の食物繊維ですが、脂肪の分子は大きいのでこのような繊維質と一緒に食べると脂肪が繊維にからまり体への吸収がマイルドになります。
そして更にご用意できるのであればシナモンもかけてみてください。
甘味と相性が抜群のシナモンはお勧めです でもご紹介いたしましたが、シナモンはなかなかの優れものですよ(笑)
※今回の内容は一部在日フランス大使館のサイト内情報を参考にいたしました