コラム

2022.04.23蜂蜜&蜜蜂

【蜂蜜は乳製品とよく合います2(チーズとバター)】ハチミツはパンにぬるだけはありません。

結婚式で並べられたチーズコーナー(欧州ルクセンブルクにて)

ハチミツとチーズの組み合わせはハマってしまうほどの組み合わせです。
できれば、非加熱、完熟のハチミツでお試しになってください。
チーズが苦手な方は、ビスケットをハチミツとクリームにディップしてお試しください。
とてもおいしいですよ。

◆ミルクより水分が少ないチーズと蜂蜜の組み合わせもお勧めです

チーズの水分量は50%くらいです。
ミルクやヨーグルトの90%に比べるとかなり水分が少ないです。
水分の代わりにタンパク質や脂質に入れ替わっています。
そこでチーズとハチミツの組み合わせですが、これは本当にお勧めです。
日本のチーズ消費量は欧米に比べ少ないので、そもそもハチミツとの組み合わせはイメージできないかもしれませんね。
ですが、ワインを飲まれる方やチーズがお好きな方は、チーズと一緒にドライフルーツや果物を食べられたりしないでしょうか?
チーズは炭水化物が1%程度で甘みが弱いので、甘味とのマッチングは補間が効きとてもいいです。
特にブリーやカマンベールとハチミツの組み合わせは皆さん、一度お試しになってください。

◆クリームはジャムや蜂蜜とセットでよく食べていませんか

クリームの水分量もチーズと同じく50%くらいです。
ですがミルクに比べ水分がほとんど脂質に入れ替わりカロリーもグンと上がっているのがちょっと恐ろしいです(笑)
とは言うものの、その脂質が甘味と抜群の相性を発揮します。
イギリスのアフタヌーンティーで出てくるビスケットのようなスコーンですが、半分に割りその間にクロテッドクリームにジャムやハチミツを挟んで食べるスイーツはとても美味しいです。
またチーズと言うよりほぼクリームのマスカルポーネってありますね。
マスカルポーネ自身も甘味はありますが、これに更に甘味を加えて出来たスイーツの最高傑作、ティラミスからもチーズ(クリーム)と甘味のマッチングの良さはお分かり頂けると思います。

◆バターと蜂蜜の相性もお忘れなく

バターは更に水分が飛ばされ15%程度で脂質が8割強となります。
もうほぼあぶらですね(笑)
炭水化物は1%を大幅に切り0.2%程度になってしまいます。
この組み合わせはもう蜂蜜バターとして商品が出ていますから私がお勧めするまでもないですね。
それとお酒のお供に登場するレーズンバターってありますね。
これも炭水化物をほとんど含まないバターに甘味のドライフルーツを加える組み合わせですね。


欧米の蜂蜜消費量は日本の2倍以上ですが、一つには乳製品の消費量の違いもあると思います。
多くの乳製品とハチミツのマッチングは良好ですので、乳製品と一緒にハチミツを食べているのだとも思います。

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