【菩提樹のはちみつ】温かみのある重層的なテイスト
このサイトをご覧になって頂きありがとうございます。
花田養蜂園のハチミツをご検討頂くにあたり、種類別のテイストについてご紹介させて頂きます。
ご参考になれば幸いです。
つきましては次の2点につきご了承を賜りたくお願い申し上げます。
★ここでのコメントは花田養蜂園のハチミツについてです
★あくまでも管理人が感じる個人的なコメントです
ハチミツは個体差が大きいので一般的に当てはまるコメントではありません
人それぞれ、感じ方、好みが異なりますので、客観的な数字で表現できず主観的な感性の表現となってしまいます。実際にお試しになられた時、期待されたテイストと異なる事もあろうかと思います。
その様な可能性もお含み頂きたくどうぞ宜しくお願い申し上げます。
【管理人が持つイメージ】
5種類の中で、一番深みある味わいをもたらすハチミツです。
菩提樹は大きな木ですから多くの花を咲かせ、みつばちだけではなく多くの昆虫が集まり、まさに多くの命をはぐんでいる木です。
それも関係するのかアカシアやクローバーの様なクールなイメージではなく温かみを感じるハチミツです。
昆虫をはぐくむだけでなく人にも癒しをもたらす樹木ですから、それがハチミツにも表れているのかもしれません。
◆菩提樹は癒しの木
癒しを体感する分かりやすい方法は、菩提樹の花のそばに寄ってみることです。
甘い香り、と言ってもローズの様な甘さではなく、どこか苦味の様な、ですが優しい香りに包まれます。
落ち着いた気分にさせてくれます。
日本の菩提樹は少し種類が異なりますが、お釈迦様が菩提樹の下で悟りを開いたというのも頷けます。
また花や葉はハーブティーとしても使われます。
この香りはおそらく自律神経に働きかけているのではないでしょうか。
それが癒しの木と呼ばれるポイントではないかと思っています。
◆琥珀色がもたらすもの
青森りんごでもご紹介致しましたが、5種類の中でも青森りんごと菩提樹は色が濃く琥珀色をしています。
一般的には、色が濃いほどミネラルやアミノ酸を多く含むと言われていますので、これが菩提樹のハチミツの味わいにプラスアルファをもたらしているのかもしれません。
味わいに関し「同時対比」と呼ばれる言葉があります。
ぜんざいに塩昆布、の様に異なる要素を同時に取ると一方が更に強調されるという現象です。
色の濃い青森りんごと菩提樹ですが、菩提樹は青森りんごよりさらに複層的で深みのあるテイストをもたらしてくれます。
やはり他の種類より多くのミネラルやアミノ酸を含んでいるのでしょうか。
甘さとの同時対比がそれをもたらしているのかもしれません。
◆味わい
★青森りんごと並びはっきりとした甘さを持ちます
★青森りんごの単色的な甘さに比べ、深みのある温かみを感じる甘さです
★決して口に残る様な甘さではなく程よい複層的な余韻を残してくれます
★複層的なテイストなので他の食材を包み込むようなイメージもあります
特にカマンベールやブリーの様なチーズと組み合わせるとアカシアとの違いが出ます
アカシアはアイスクリームの甘さの様に乳製品の良さを引き立てる甘さです
菩提樹は乳製品に負けず甘味に更に自身のコクを足してくれます
★5種類の中では、アカシアの味わいの対極にあるイメージです。
【協力者の感想】
(A) 印象
Aさん 優しい パワフル リッチな リラックスする 丸みのある 明るい 重厚な 温かい 複雑
Bさん 爽やか 個性的 クリーンな ハーブ
(B) 甘さ
Aさん やや強い
Bさん やや強い 深みあり
(C) 持続性
Aさん 軽やかで華やか→重厚な
Bさん 適度な後味
(D)食材との相性
Aさん 基本的に何にでも合う ハードブレッドや 食パン、チーズに良く合う
Bさん チーズとの組み合わせが良い